年間休日数は、働く上で重要な点の1つです。休日数が少ないことで、
・また6連勤か。週1日休みじゃリフレッシュできないよ
・週2日はしっかり休日が欲しいな
など感じてはいませんか? 僕も以前はこのように考えながら過ごしていました。休日の少なさを理由に転職した経験もあります。
休日の少なさに不満を感じているなら、転職を考えてみるのも一つの手です。
✔休日が少なくて不満を抱いている方への解決策・休日数を増やす方法
✔休日が少ないことのデメリット
✔休日が増えてよかったこと(体験談)
僕は実際に、転職を経て年間休日が30日ほど増えました。
休日少なくて不満:休日を増やすには転職も視野に入れる
休日が少ない不満を解決するには、休日を増やす必要があります。そして、休日を増やす方法で考えられるのが転職です。
なぜなら、休日数は自分の頑張りで変えられるものではないからです。仕事でどんな成果を出しても、休日を増やしてもらえることはありません。
君は今期、素晴らしい成果を出したから、来年は休日を5日増やしてあげよう
なんてことはないですよね。給料が上がる可能性はあっても、休日が増えることはありません。所定の休日数は個人の力で変えられないのです。
自分の力で変えられないものに対してストレスを抱え続ける状態は良くありません。たとえ耐え続けても環境は変わりません。
休日を増やすには、転職するなど、環境を変える必要があるのです。
給料面や人間関係が良いいなど、休日以外の点に不満がない場合のみ、転職するかはじっくり考えたほうがいいかもしれません。
ただ、休日が少ない会社というのは、その他の待遇面でも、あまり恵まれた状態ではないことが多いように感じます。(偏見かもしれませんが)そのような場合は、迷わず転職を視野に入れるべきだと思います。
個人的に、転職すべきかどうかの判断軸として、不満が自力で解決可能かという点を挙げています。休日面は、自力で解決不可な内容です。
休日が少なくて不満なのは当たり前
休日を理由に転職して悪いイメージにならないかな
このように感じる方もいるかもしれません。ですが、休日が少なくて不満を感じるのは当たり前です。
多い少ないは個人の感覚にもよりますが、転職サイトで”120日以上の求人特集”など目にすることも多いので、やはり120日は欲しいところです。
”年間休日 平均” 、”休日少ない 転職などのキーワードで検索すると、すぐにたくさんの情報がみつかります。それだけ多くの人が、働く上で休日面を重視しているということです。転職についても、休日面を理由に挙げている声は多くあります。
休みが少なくて不満がたまるのは自然なことですし、転職すること自体、悪いことではありません。
「休みがたくさん欲しいから転職します」とそのまま正直に言うと、イメージはよくないでしょう。けれど、伝え方次第でマイナスイメージを持たれないようにすることは可能です。
休日が少ないデメリット:とにかく自分の時間が少ない
休日が少ないと以下のようなデメリットがあります。
・週1日の休み(6連勤)ばかり
→泊りの予定を立てられない
→休日のうち、1日は遊んで、1日は家でゆっくりという過ごし方すらできない
・アクティブに行動する気力がなくなる
・体を休めるだけで休日が終わり、リフレッシュできない
・祝日の概念が無くなる
・とにかくカレンダー通りの休日がうらやましい
とにかく、休日が少ない=自分の時間が少ない状態です。週2日の休みがあるのは当たり前でないのです。
6連勤がある場合、それだけでその週が憂鬱になります。僕は年間休日100日以下の会社で働いたことがあるので、身をもって実感しています。
土曜や祝日に出勤したとしても、そもそもが出勤日であり、休日出勤しているわけではないという扱いです。給料が多ければモチベーションを保てるかもしれませんが、悲しいことに、出勤数が多いからといって、給料がその分多いことはないです。
間違いなくストレスがたまりやすい環境です。周りと比べて悲しくなります。
【参考情報】
僕の新卒入社した会社の年間休日は100日以下。短めの年末年始、お盆、GW休みはありましたが、祝日は出勤、隔週で土曜出勤(6連勤)という状況でした。
休日数の差は無視できない
年間休日数の差がどれだけ大きいものか計算したことはありますか?
105日と120日で例を出します。
(比較のため、1日の労働時間や残業量、休日出勤の有無は同じ状況と仮定します。)
(例)年間で15日分の差で、40年間社会人生活を送るとします。
15日×40年=600日 (≒ 30日×20)となり、20ヶ月分もの差が生まれます。
勤続年数 | 休日数の差 |
5年 | 75日(2.5ヶ月) |
10年 | 150日(5ヶ月) |
20年 | 300日(10ヶ月) |
40年 | 600日(20カ月) |
単純に105日の人は120日の人に比べ、これだけの日数を多く働かなくてはならないんです。そう考えると、年に数日の差でも、無視できない差になります。
この時間を他の事に使ったら、色んな事が出来そうですよね!
体験談:休日が増えてよかったこと
僕は実際に、休日が少ないことを理由に2度の転職をしました。
年間休日が100日以下→107日→120日以上と変わり、約30日増えました。これは、年間で1ヶ月分近くもの労働日数を減らせたことになります。このまま働き続けたとすると、何年分もの労働日数を減らすことができました。
・連休があるので、泊りの予定も立てやすい
・疲れが溜まりにくくなり、体力的に余裕ができた
→アクティブに活動しやすくなる
・リフレッシュに使える時間が増えたため、ストレスが減った
・新しいことを始める余裕もできた
基本的に、デメリットであった部分が、すべて解消されます。休日が増えたことで、かなりのストレスが減り、心にも余裕ができました。
このブログを始めれたのも、転職でさまざまな面での余裕ができたからです。
実家に帰省した時も、両親から「仕事(会社)の文句をあまり言わなくなったね」と言われました。
関連記事も書いているので、気になった方はぜひ読んでみたください。
・なぜ、最初の会社がこれほどに休日が少なかったのかはこちら。
会社行事が多い会社は注意【仕事以外でも消耗します】
・なぜ、休日を理由に2度目の転職をすることになったのかはこちら。
転職失敗しないために確認すべきこと【転職失敗談】
参考:会社の休日数の平均はどのくらい?
日本の会社の年間休日数はどのくらいなのでしょうか。
そもそも自分の会社の年間休日は多い?少ない?どっちなの?
平成30年の年間休日総数の1企業平均は108.9日、労働者1人平均は114.7日
厚生労働省調査結果 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/19/dl/gaikyou.pdf
業界別や企業規模別に平均をみると値は変わってきますが、全体の平均をみると、ほぼ109日です。
求人票や「年間休日」で検索すると、105日や120日という数字をよく目にします。週2日の休日と祝日、年3回の長期連休(年末年始、GW、お盆)が休みの場合、年間休日は120日ほどです。
つまり、カレンダー通りの休みを求めている人には、年間休日は120日ほど必要ということになります。そう考えると、平均の109日では少ないようにもかんじますね。
105日だと、長期休暇がない・祝日は出勤・隔週で週6日勤務などの勤務状況が当てはまります。
以下参考までに。
休日数を重視する人にとっては、完全週休2日制の会社で働かないと不満がたまりそうですね。求人票の記載を要チェックです。
休日が少ない会社から転職するために
休日数を増やすには転職が一つの方法です。現職でがんばり続けても、休日が増えることはないですからね。
休日数が少ない会社には絶対応募しない
ここで、転職の際「休日の少ない会社に入らない方法」をお伝えします。
(厳密には、休日が少ない会社に入る可能性を減らす方法です。)
それは、「休日数が少ない会社には絶対応募しない」ことです。
120日の休日が欲しいなら、120日以上の会社しか受けないようにします。そうすれば、応募企業のどこに入社することになっても、120日以上の休日があります。
もし、120日以下の会社を受けて内定をもらったとしても、そこへ入社すれば、年間休日は120日以下の生活となり、ゆくゆくはもっと多いところを選べばよかったと感じてしまうからです。
え、そんなこと?
と思った方。軸をしっかり持っておかないと、転職活動が思うようにいかず、希望を下げそうになることがあるんです。途中どんなに転職活動がうまくいかなくても、妥協しないことです。
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おすすめ転職エージェント紹介【複数利用しましょう】
転職活動の進め方についてはこちら。
在職中-転職活動の進め方5ステップ【経験者のコツまとめ】
休日数は働く上で重要な点の一つです
・休日を増やすには転職をするのも手
・休日数は自分の頑張りでは増やせない
・休日が少なくて不満なのは当たり前
・休日が少ない=自分の時間が少ない
・休日数の差は、長い目でみたら無視できない
・転職するなら、転職エージェントの利用がおすすめ
休日数は、働く上でとても重要な点です。休日面が満足できるだけでも、心身ともにストレスの少ない状態でいられます。
休日が少なくて不満・悩んでいる方は、ぜひしっかりと休める環境に移ることを検討してみてください。この記事がわずかにでも参考になっていれば嬉しいです。
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