【会社行事が多い会社は要注意】入社前に考えておきたいこと

仕事
スポンサーリンク

会社行事と言えば、忘年会や新年会、社員旅行などがありますが、ほかにも、ボランティアやボーリング大会、球技大会、地元のイベントへの参加など、多種多様な行事を行う会社もあります。

行事の多い会社は募集要項への記載やSNSで発信していることもあるので、調べてみると、入社を考えている会社の行事が多そうと気づくこともあるでしょう。

行事が多いっていいこと?それともよくない?

本記事の内容

✔ 会社行事の多い会社へ入るとどうなるのか
✔ 入社前に考えておくべきこと

「行事が多いなんて楽しそう」と思った方も是非、この記事を読んだうえで、本当にそう思えるか考えてみてください。

会社行事が多いと勤務時間外も消耗する危険あり

入社を考えている会社に行事が多いとしたら、あなたは感じますか?(ここでの会社行事とは、少人数の飲み会などではなく、会社全体で行うものを指しています。)

マイナス意見
マイナス意見

会社行事が多いなんて嫌だな。休日や就業後まで拘束されるんじゃないか。

プラス意見
プラス意見

会社行事が多いなんて楽しそう。アットホームな職場なのかな。

基本的にこのどちらかではないでしょうか。

社会人経験のある人は比較的前者のような気がしますが、社会人経験が短かったり、就職前の学生などは後者のように感じやすいのではないでしょうか。

大学4年生、就職活動中の僕が、まさに後者でした。1年後、その考えが完全に間違っていたことに気づくのですが……

会社行事の多い会社に入社すると、勤務時間以外でも体力、精神ともに消耗します。
(もちろん行事の頻度にもよりますが)

就職先で会社行事が多そうと感じた時は、入社を決める前に、時間外の会社行事で消耗する可能性があることについてしっかり考えておくべきです。

絶対に軽く流さずに、一度行事の多い会社で働くことを、できるだけ具体的にイメージしてみてください。

考えた結果、自分にとって問題ないと判断するなら入社すればよいですし、嫌かもと感じるなら、他の会社に目を向けたほうがいいかもしれません。

会社行事が多いと自分の時間が無くなる

なぜ「会社行事が多いと消耗する」か。単純に、行事があるほど自分の時間が無くなるからです。

会社行事というのは基本的に勤務時間外(就業前や就業後、休日)に行われます。ほとんどが休日でしょう。

会社行事が多いほど、休日の拘束が増えます。休日の拘束時間が増えると、自分の時間が無くなります。これは間違いのない事実です。

行事は仕事扱いにはならないでしょう。会社関係で休日に何時間も拘束されようが無給です。残業で終業後の時間が奪われるのとは話が違います。

月1日、休日に行事があれば、年間で12日分の時間が無くなります。月2日で、年間24日分です。これが会社を辞めない限り続きます。

自由に使えると思っていた休日が、自由に使えない、会社関係で支配されるのは、想像以上のストレスになりかねません。

会社行事は色々と気を遣うこともあるので、場合によっては、仕事の時間のほうが気楽という可能性すらあります。

会社行事が多いことにプラスの印象を持った方は上記のようなことを考えてみてください。

体験談:ほぼ隔週で行事があった会社

僕

会社行事が多いなんて楽しそう。アットホームな職場なのかな。

大学4年生の僕はこのように感じ、行事が多いことがどういうことか考えず入社しました。入社後、行事の多さにストレスを抱えまくり、体力・精神ともに消耗していました。

実際にあった会社行事

その会社はほぼ隔週で何かしらの会社行事がありました。半日の拘束から、1日中拘束されるものまで様々でした。

わずかでも拘束されるなら、その日の予定は制限されます。休みなのに憂鬱な気分にもなり、丸1日休日がなくなったも同然のような感覚になりました。

多くの会社でありそうな新年会、社員旅行は除きますが、他に以下のような会社行事がありました。

・休日に行われる入社式(全員で準備からするので1日)
・月1~2回の地域清掃(半日)
・ボーリング大会(だいたい飲み会まで行うので、一日)
・年2日のスポーツイベント(1日)
・上記とは別に駅伝、野球大会(選手or応援)(1日)
・地域のお祭りに社員で参加、だしもの 年2回ほど(1日)

これだけの時間が無くなった 

ざっと20日分ほど。中には夜中に集合するものもありました。どれもほぼ強制。参加しなければ理由を追求され、評価にも影響しました。

カレンダー上は110日の年間休日も90日ほどになりました。

休日が減るだけでなく、自由に時間を使えないことへのストレスがたまり、体を動かすことが多かったので、休まるどころか余計に疲れがたまりました。

転職決意

この会社で働く限り、毎年これだけの休日が無くなり、それに伴うストレスに耐え続けないといけないと感じ転職を決意しました。

もちろん他にも理由はありましたが、年間休日の少なさには耐えられませんでした。

会社行事を楽しめる人だっている

会社行事が多いと消耗すると話してきましたが、もちろん、会社行事を楽しんでいる方もいるはずです。

行事が楽しければ休日にも楽しい予定があることになるわけですし、皆が進んで参加している場合は、社内の人との関係性も良好になりやすいと思います。

会社行事が、普段関わらない人とのコミュニケーションが取れる場になることだってあります。

ただ、会社行事が多いことは、合う合わないがはっきり分かれる点だと思います。

自分に合うかどうかを入社前にしっかり考えておいてほしいです。

会社行事が多い会社は要注意!事前にしっかり見極めを

・会社行事が多いと勤務時間外も拘束される
 (基本休日に行われる → その分自分の時間が減る

会社行事が多いことは、合う合わないがはっきり分かれる
行事を楽しめる人もいる
 →入社前に、行事の多い会社で働くイメージをすることが大切

多くの時間を過ごすことになる会社は、慎重に決めたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました