【食品表示検定 中級】を一発合格するための勉強法【体験談】

雑記
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食品メーカー勤務時代、食品表示検定【中級】を受験し、一発合格をしました。今回はその体験談をお伝えします。

食品業界で働く方にとっては、取得して損のない資格ですし、一消費者にとっても役に立つ知識です。これから受験をする方はぜひ参考にしてみてください!

本記事の内容

✔ 食品表示検定中級の概要
✔ 勉強方法/期間・過去問について

食品表示検定【中級】概要&合格率

食品表示検定には、初級・中級・上級の3つのレベルがありますが、以下、中級に絞ってお話します。

・試験開催:年2回(例年6月と11月)
・受験資格:不要
・初級と中級の併願可(中級の試験は午後開催)
・受験料:8500円(税込み)
・試験時間:90分(試験開始40分後から終了10分前まで退席可)
・試験方式:全問マークシート(全100問)
・合格ライン:70点以上(100点満点中)
・合格率:40~60%で推移(年度によって変動)
・試験範囲:食品表示検定 認定テキスト・中級
 

最低限これだけ知っておきたいと思う情報をまとめました。もっと詳しく知りたい方は公式ホームページでもご確認ください。

食品表示検定 公式ページ

気になる方の多いであろう、合格率は毎回40~60%で推移しています。

食品表示検定【中級】勉強方法

準備:認定テキストの用意

全てはここからです。受験を決めたら、まずは認定テキストを買いましょう。食品表示検定中級の勉強をする際、テキストは認定テキスト1択です。ほかにテキストはありません。

試験範囲も認定テキストとされています。

テキストなしでの勉強はかなり厳しいと思います。

注意点として、必ず最新のものを買うようにしましょう。法改正などにより内容が少しづつ改定されているので、古いものだと内容が変わってしまっている可能性があります。

認定テキストの読み込み

認定テキストの用意ができたら、何度もテキストを読み込んでいきます。テキストは300ページ以上もあり、この中から万遍なく出題されます。

まずは1回、全体に目を通します。ここで覚えられなくてもOKです。

2周目、今度はマーカー等つけながら、1回目よりじっくり覚えていくつもりで読み込みます。

1周目からマーカーを引き出すと、かなりの箇所を引きたくなります。

振り返ると、「こんなに引く必要なかった」となったので、全体像をつかんだ2週目から引くほうが個人的におすすめです!

3週目も同様に読み込みます。過去問がある場合は、3週目の前に一度解いてみることをおすすめします。

テキストにはノートの様に書き込んだり、印をつけるなど、自分が覚えやすいように、使っていきましょう。

試験まである程度の時間が残されている段階で、3周はしておきたいです。3周もすれば、記憶に残っている部分と、そうでない部分と差が出てきます。

4周目以降は、まだ身についていない部分を重点的に読むようにしていきます。あとは試験当日までにどこまで身に付けられるかの勝負です。

過去問での勉強

過去問を解けば、出題形式やどのような点が問われるか見えてくるので、合格に一気に近づきます。

テキスト2周目を終えたあたりで、一度解いてみるのがおすすめです。

持っている分すべてを最低2回は解きます。(あまり昔のものだと、内容が改定されている可能性があるので、過去3年分ほどで十分です)

過去問を解いた上でテキストを読むと、よりどんな点を抑えておくべきか意識しながら読み進めることができます。始めは、不正解のほう多いかもしれませんが、何度もテキストを読んだ後に、もう一度解いてみると成長を感じられます。

過去問は、テキスト2周目後と、試験が近づいてからの最低2回はやりましょう。

過去問を解き、間違った部分は、必ずテキストの該当箇所を確認します。
ただし、テキストから万遍なく出題されるので、過去問につられ、山を張るのはおすすめしません。できる限り、万遍なくテキストを勉強しましょう。

過去問が手に入らない方は、後述する対策セミナーに参加することで前回試験の過去問をもらえます。

周りに受験経験のある人がいれば、過去問を持っていないか確認してみましょう。会社によっては、食品表示検定の受験を推奨しているところもあり、過去問データを持っている可能性もあります。

スーパー等で実物を確認

勉強期間中、実際の食品表示を確認してみるのもおすすめです。

テキストだけを見ているよりも、理解がしやすくなり、実物を手に取ることで記憶にも残りやすいです。

対策セミナー

過去問が手に入らないという方は、試験1ヶ月ほど前に開催される対策セミナーへの参加も1つの手です。セミナーは9:30~17:30と丸1日あります。

個人的な受講のメリットデメリットを挙げます。

・過去問が手に入る(←一番重要)
・時間が中々取れない場合、まとめて勉強するチャンス
・お金を払うので、不合格になるわけにいかないという気合が入る

・受講料が高い(税込み10500円)
・過去問を持っている人にとっては、一番のメリットがない
・丸一日空ける必要がある

僕は運がいいことに、1年前に受講した知人がいたので、過去問をもらうことができました。なので、対策セミナーには参加していません。

”過去問の入手と受講料どちらを優先するか”だと思います。

対策セミナーで過去問を入手した場合も、もらってすぐ解いてみて、試験が近づいたら再度解き、2回は解くようにしましょう。

勉強時間・期間:2ヶ月半

試験の2ヶ月半前から勉強を始めました。一日の勉強時間は30~90分ほどで、もちろん勉強をしなかった日もあります。

勉強時間はこれくらいでしたが、1日〇分勉強するというよりも、今日は△△までなど、単元ごとに区切って勉強していました。

過去問は休日に、本番の時間通りに解きました。90分間、じっと机に向かっていることが普段あまりないと思うので、できる限り本番に近い状態で過去問を解くのをおすすめします。

僕の実際の勉強開始から試験までの流れはこのような感じでした。

タイムラインのタイトル
  • 2ヶ月半前

    勉強開始、テキスト1周目

  • 2ヶ月前

    テキスト2周目

  • 1ヶ月半前

    過去問1回目、テキスト3周目

  • 1ヶ月前

    ひたすらテキスト繰り返し/過去問2回目

  • 前週

    過去問最終確認、直前までテキスト読み込み

試験後

試験問題は持ち帰れます。試験後、公式ホームページに正答が出るので、自己採点することも可能です。

合格すると、合格通知と、合格証が送られてきます。自分の得点も設問ごとに記載されています。

難易度:いきなり中級からで大丈夫か?

初級の受験をしていない方は「いきなり中級からの受験でも合格できるか」といった疑問があると思います。

結論、十分合格可能です。僕も初級は受験していないので、いきなり中級からの受験でした。

大学で食品について学んだことがある、食品に関わる仕事をしているなど、食品について何かしらの知識がある方は迷わず中級からの受験で大丈夫だと思います。

※しっかり勉強することが前提です

逆に、完全に知識0のような方は初級から受けたほうが内容も理解しやすいかもしれません。

食品表示検定【中級】は十分一発合格可能です

まとめ

・勉強は認定テキスト一択。何周も読み込む。
・テキスト2周したあたりで過去問を解く
・過去問は2回解く(本番と同じ環境で解くのがおすすめ)
・スーパーなどで表示の実物もチェックする
・過去問がなければ対策セミナーに参加するのも手
・合格率は40~60%程(年度による)

食品表示検定で得る知識は、多くの方にとって役立つものです。特に中級の内容になると、食品業界で働く方にとっても必要な知識がたくさんあると感じました。

勉強方法に絶対はありませんが、しっかり対策すれば、十分一発合格も可能な試験です。この記事の内容を参考にしていただければ幸いです。

勉強に必須の認定テキストはこちらから。
大きい本屋でないと置いてないこともあるので、ネットで購入したほうが早いかもしれません。

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