この記事を開いたあなたは転職を考えていると思います。
・転職を反対されたらどうしよう
・家族に転職を反対されて悩んでいる
このような状態ではないですか?
僕も転職経験がありますが、転職に否定的な意見をもらったこともあります。
転職を反対する相手は、大抵の場合、両親や配偶者・恋人など、家族のように関りの深い相手であるのではないでしょうか。だからこそ、あなたもどうしようと困ってしまうと思います。
過去の経験をもとに、転職に反対されたときにどうしたほうがいいか、まとめました。どこか参考になる点があれば幸いです。
転職を反対される理由
冒頭で述べたように、あなたの転職を反対する相手は、家族のような、身近な人であることが多いと思います。転職を反対する理由として、主に以下のようなことが想像されます。(※当てはまらないものもあるかもしれません)
①転職そのものに対してマイナスイメージがある
②あなたの転職にマイナスイメージを持った
③自分に転職の失敗経験がある
④転職により、自分にも何かしらの影響があるかもしれない
①の場合は明確な理由があるのかも不明なので、なんとも言えないのが正直なところです。しかし、②~④については相手にとって反対する理由が一応あります。あなたのことを心配しているという側面もあるでしょう。
反対理由が生じる原因に、転職することで、何にどう影響するかわからないため「先のことがわからない」ことがあると思います。
本人ですら、転職で今よりもいい環境に行けるか不安になることもあるのですから、家族などが反対してしまうの自然なことです。
転職を反対されているときは?
なぜ反対されているか考えてみる
転職を反対される理由として、前項のような理由が考えられます。相手はなぜ反対しているのでしょうか。どの理由に当てはまるのでしょうか。
転職したい本人であるあなたは、何かしらの不満や悩みがあるため転職しようとしているのだと思います。自分にしか分からない辛さもあるので、あなたにとって転職の選択は自然だとしても、相手にとってはそうでないこともあります。
「なぜ反対するんだ」と反射的に反論せず、「なぜ相手が反対しているか」を、一度落ち着いて考えてみてください。
反対といっても、頭ごなしに転職そのものを反対されていることもあれば、ある部分は理解しているけど、ある部分は反対ということもあります。
僕も反対を受けた時は、もっと冷静に話ができればよかったなと今では思います。
反対意見の内容を見極める
”相手の意見に根拠があるのか、感覚で言っているのか”は見極めるべきです。
根拠があるのなら、それはアドバイスなので素直に聞いたほうがいいと思います。しかし、根拠のない感覚的な意見だと感じる場合もあるでしょう。
・「もっと大変な人もいるんだから、それくらいで辞めてどうするの」
・「どこいったって同じように大変だよ」
このような漠然とした言葉だけの場合は、経験上、感覚で言ってることが多いように思います。
転職反対への対処法5つ
自分の意志を明確にしておく
転職でどうしたいのか・何を改善したいのか、意志を明確にしておく必要があります。なんとなく転職したいだけと思われてしまうと、反対されやすいです。
逆に、誰かから転職したいと話を聞いたときに、転職したい理由があいまいだと「大丈夫かな」と思っていまいますよね。
転職活動をする上でも、軸があることは大事なので、意志は明確にしておきましょう。
はじめから相談しておく
家族には、はじめから転職について相談や報告をしておいた方がいいこともあります。
反対されることも想定しておく
転職を反対されることも想定しておくと、実際に反対されても、落ち着いて話し合いにもっていきやすくなると思います。「なぜ反対するんだ」と反射的に反論してしまうこともなくなります。
転職でなにがどう変化するのか伝える
現職の状況を体験しているのはあなただけです。他の人があなたと同じ体験をしているわけではありません。転職でしか改善できない不満や悩みもあります。
転職で何を改善しようとしているのか、転職することでどういう変化が起こり得るのか、しっかり相手に伝えるのも大事です。そのためにも、自分の意志を明確にしておく必要があります。
転職後の生活がどうなるかわからないために、反対されることが多いとおもいます。転職に対してのイメージを少しでも具体的に伝えられれば理解を得やすいはずです。
自分の意志を貫く(最終手段)
相手と話をしたからと言って、反対していた状態から、応援してもらえる状態になるとは限りません。
仮に不満などを我慢し現職を続けたとしても、それで辛い思いが続くのは自分です。転職でないと解決の難しい問題を抱えているのなら、人の意見に従い自分の意見を曲げるのはとても辛いことでもあります。
事態が深刻な場合は、誰になんと言われようが、自分の意志を貫くことも一つの手だと思います。
結果次第で周囲の反応は変わる(体験談①)
過去2度の転職を経験していますが、2度目の転職時の事です。転職活動をしていると家族に伝えたときは、
・「またやめるの? 今より悪いところしか行けなくなるよ?」
・「もっと大変な人なんていくらでもいるよ」
と言われました。確かに僕の一番の転職理由は休日などの待遇面。マイナスに見えやすかったかもしれません。けれど、休日数や勤務体系などは自分の努力で変えられるものでないことも明らかでした。
・がんばっても自分の力で改善できないなら、環境変えたほうがいいじゃん
・愚痴だけ言うよりマシじゃないか
・そもそもどっちが大変とか両方経験しないと、はたから見てもわからんし
・今より悪いとこしか行けない根拠はあるのか
今思うと、自分のことで頭がいっぱいな面もありました。しかし、転職の意志ははっきりしていたので、上記のような反論(心の声)をしながら転職活動をし、無事転職しました。年30日ほどの休日が増え、シフト勤務もなくなり、心の余裕が生まれ、ストレスも減りました。
その様子をみた家族から、言われました。
・「転職してよかったね。」
・「前の職場は辞めた方がよかったよ」
???
最初、素直に応援モードじゃなかったやん。というより反対気味だった気が、、?
心の中でツッコミみました。全て僕を想っての発言だったと思いますし、誰も悪いことしているわけではありませんが、僕は気づきました。結果次第で相手の反応は変わるんだと。
転職してみて感じたこと(体験談②)
①周囲はわかりやすい情報で判断する
②反対=すべて反対ではない
③選択するのは自分
家族に限らず、周囲はわかりやすい情報で判断します。会社の給料や労働環境などですね。それしか判断材料がないのなら、当然と言えば当然です。
ましてや、相手が転職経験のない場合、すべてをイメージで話していることになります。自分の状況・転職したい理由を100%理解してもらうことは難しいです。
逆に相手が転職経験者の場合は、参考になる点は多くなります。
仮に反対といっても、頭ごなしに転職そのものを反対されていることもあれば、ある部分は理解してもらえているけれど、ある部分は反対されていることもありました。
「ここの部分は心配だけど、その不安が取り除けるなら応援する」みたいな感じですね。
誰かに相談したり、意見をもらっとしても、その言葉通りにするのか、それでも転職するかは自分次第です。転職先に入社しないとわからないことは必ずあります。入ってみて希望通りなこともあれば、ちょっと想像と違うといこともきっとあります。
最終的に選択するのは自分です。でないと、どこかでモヤモヤは残ると感じました。
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転職活動の進め方についてはこちら。
【在職中】転職活動の進め方【経験者のポイントまとめ】
転職を反対されたら:まとめ
【転職を反対されているときは】
・なぜ反対されているか考えてみる
・反対意見の内容を見極める
【反対への対処法5つ】
①自分の意志を明確にしておく
②はじめから相談しておく
③反対されることも想定しておく
④転職でなにがどう変化するのか伝える
⑤自分の意志を貫く
すべてがこの内容に当てはまるわけではないと思いますが、何か参考になる点があれば幸いです。
納得のできる選択ができることを応援しています。
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