「定時で帰りたい」と思うのはごく自然なことです。
残業が当たり前の生活と、定時で帰るのが当たり前の生活では大きく異なります。
・定時で帰れると、どんなメリットがあるのか
・定時で帰るには、どういう心構えで働くべきか
この記事を読むことで、「定時で帰れたらいいな」ではなく、「定時で帰ってやる」という気持ちになってもらえたらと思います。
定時退社のメリット5選
現職へ転職して1年半近く経ちました。月の残業時間はたいてい5~10時間です。平均して1日30分以下。出勤日の半数ほどは定時退社できる生活になりました。
比較的定時退社ができる生活をして感じたメリットを紹介します。
①自由時間が確保される
②家族と夕飯を食べられる
③体力的に余裕ができる
④平日の夜でも予定を入れられる
⑤新しいことを始めやすい
自由時間が確保される
そもそも定時後は個人の自由時間です。残業することで、その自由時間が減っています。定時退社できれば、本来の自由時間が確保されます。
平日でもある程度まとまった時間が取れるので、好きなことがしやすくなります。メリットを他にも挙げていますが、すべてはこの時間によるものと言っても過言ではありません。
家族と夕飯が食べられる
一緒に住んでいるのに、別々にご飯を食べるのは寂しいですよね。
定時で帰ることにより、家族と夕飯を食べられます。夕飯に限らず、家族と過ごせる時間そのものが増えます。
体力的余裕ができる
定時で帰ると、睡眠時間など、休息の時間も十分にとることができます。体力的に余裕が生まれることで、健康的な生活にも近づきました。
平日の疲れを休日に取るような生活でもなくなるので、休日をアクティブに動きやすくなります。
平日夜でも予定を入れられる
残業が当たり前だと、毎日何時に帰れるかわかりません。そうすると、平日夜にはなかなか予定が入れられません。その反面、帰れる時間がわかっていると、退社後の予定が立てやすいです。
・人と会う約束をする
・映画のレイトショーに行く
・平日夜に習い事をする
など、とにかく予定が入れられるようになります。
新しいことも始めやすい
定時退社することで、時間的・精神的余裕ができるので、新しいことも始めやすくなります。
習い事をする・趣味を見つける・社会人サークルに入るなどなど。仕事以外にさまざまなことを始める余裕ができます。それにより、しっかりリフレッシュした状態で仕事に臨めるようにもなります。
定時退社のコツ(心構え)
「早く帰るんだ」という気持ちを持つ
なによりも大事なのは、「早く帰る(定時で帰る)んだ」という気持ちで働くことです。
・残業ありきで仕事のスケジュールを立てている人
・定時内に終わらせようと仕事のスケジュールを立てている人
後者の方が、効率を意識した働き方をするのは当然ですよね。精神論かもしれませんが、早く帰ろうという意識があるのとないのでは、本人が意識しなくても差が生まれるものです。
根底に「早く帰る」という考えを持っていることは大事です。
定時退社は悪くないと考える
その日の仕事が終わっていても、”周囲が残業しているため帰りにくい”会社もあります。残業の理由にもよるので、残業=すべて悪 ではないですが、自分だけ定時で帰りにくいと思ってしまうのはおかしくありません。
しかし、考えてみて欲しいです。「定時退社できる=その日の仕事が時間内に終わっている=時間を守っている」ではないでしょうか。
定時退社は何一つ悪いことではありません。
残業時間で何ができたか考えてみる
(例)一日2時間の残業で月に20日働いたとすると、月の残業は40時間です。これを半分にできたら月に20時間、0にできたら月に40時間もの時間が生まれます。
この時間で何ができるか考えてみてはどうでしょうか。
・毎日家族とゆっくり夕飯が食べられる
・本を読める時間が増える
・平日でも映画1本を見る時間ができる
・趣味に費やす時間が増える
・新しいことを始める余裕ができる
・しっかり休めるため、休日もアクティブに動ける
などなど。まさに冒頭に述べたようなメリットがたくさんあります。
あくまで例ですが、パッと思いつくだけでも、もっとたくさんのことが挙げられそうです。定時退社すると何ができるか、具体的にイメージをしてみるとよいです。
明日でいいものは明日やる
仕事に優先順位を付けた場合、
・その日に取り組むもの
・余力があればやるもの
・今日やらないもの(明日でもいいもの)
大まかにはこんな感じでしょうか。明日でいいものは明日やる。これが大事です。
定時退社のメリット&コツ(心構え)まとめ
【メリット】
①自由時間が減らなくなる
②家族と夕飯が食べられる
③体力的余裕ができる
④平日夜でも予定を入れられる
⑤新しいことも始めやすい
【コツ(心構え)】
①「早く帰るんだ」という気持ちを持つ
②定時退社は悪くないと考える
③残業時間で何ができたか考えてみる
④明日でいいものは明日やる
定時で帰ったあとは、自分の時間を充実させてたいですね!
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